第6章 茂庭彼女
『い、いるし!いますからっ!』
二口「はぁっ!誰だよっ!聞いてねぇしっ!どーせ、そのへんの変な男に捕まっただけだろチビッ!」
茂庭「あー、はいはいはいはい!もー、目ぇ離すとすぐ、突っかかるの辞めろ二口っ、」
二口「だってこいつが〜っ、」
茂庭「はいはいっ、彼氏は俺っ。」
二口「ふぅん、ってぇえええええっ?!」
鎌先「えええええええっ!!」
『??』
鎌先「もーにーわぁぁぁっ!!」
茂庭「ん?げっ、やべ!」
完全に忘れてた。
鎌先「げ!ってなんだ!げっ!て!!」
笹谷「あ、鎌ちの恋が散ってるなう。」
欠かさずツイートする笹谷。
鎌先「ロマンティックな出会いを夢見てたのに!!!ほら、角曲がったところをドン!みたいな?!感じだったのに?!」
茂庭「あー、うん?ごめんな!(笑)実は付き合ってて、もう半年くらいなんだ(笑)」
笹谷「鎌ち、ドンマイ☆」
鎌先「べ、べつに、こんなチビにほ、ほ、惚れたわけじゃねぇからなっ!!おぼえてろよぉおおおおおっ!」
『…??チビ?』
茂庭「ちゃんは気にしなくていいよ。ほら、帰ろっか?」