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ハイキュー!!〈短編・中編・長編〉2

第5章 赤葦彼女



赤葦「はい。これ、俺の番号。」

『??はい、?』

素直に受取りつつ疑問な顔をする彼女

赤葦「なんかあった時のため。それと。」

『?』

赤葦「今日、黒尾さんの所行くな。」

『!ん、?ぇ、あ、えっ、っと、?どーしてですか?』

全力で焦ってる彼女。

赤葦「俺と帰るでしょ?」

『んっ?!や、約束してましたっけ…?』

赤葦「うん。した。」

『ふぇ!ふあ、ごめんなさいっ、断ってますっ!!!』


俺が「した。」と言うなり即答する彼女。
ウソなのに。冗談なのに。


まぁ、いいっか?

『く、黒尾さんのとこ行ってきますっ、!』


走っていく彼女。

やっぱり心配だ。

こんなのに騙されるなんて





『く、くろーさんっ、!』
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