第5章 赤葦彼女
彼女をマンションに送り届けてから家に帰る。
っていっても
すぐ近くのマンション。
自分のマンションに入る前にもう一度だけ後ろを振り向く。
ちっちゃくて
誰かに連れていかれるんじゃないかと
不安になる。
…
2日目は彼女と話す暇もなく木兎さんが鬼絡み…。
そして…
ダンボールに放り込まれた未精算な
仮払い稟議書は
3日でなくなった。
『木兎さん?全部終わりました、!』
菅原「だってよ、木兎くん?」
木兎「ま、まじでっ?!はやっ!!できる子!」
菅原「よしよしっ、よく頑張りましたっ!」
『んっ、!あ、ありがとーございますっ!』
菅原「あ、ごめん、いやだった?」
『いえ!!そんなことは!!』
木兎「ん。」ニヤリ
木兎さんがよからぬことを企んでるのが目に見えるきがするのは私だけかな。