第5章 赤葦彼女
菅原「まぁ、例えば、CM流れてるだろ?それも、木兎くんが段取りしてやったヤツだべ!」ニヒッ
『!!あれ!木兎さんが、!ふぇ、、!』
木兎「ハッハッハー!俺最強ーーっ!!」
黒尾「木兎うるせぇっ、!」
木兎「なぁんだとっ!まぁ!心配すんなっ!これからはがいるから!!とりあえずこれ任せたぞっ!」
『はいっ、』ニッ
それから仕事を始めた。
その日の帰りは赤葦さんと一緒に帰った。
『トーキョーって、人沢山いますね。』
あっちみたり、そっちをみたり…
なにかと危なっかしい彼女。
赤葦「そりゃぁね。大丈夫だった?木兎さんと。」
『!はい、ふふっ、』ニッ
赤葦「そっか、ならよかった。無理したらダメだよ。」
『ありがとーございます!』
赤葦「…。ん。」
目の前に差し出される手。
『??』
赤葦「はぐれたら困る。」
『はぐれ、?たら、??ん、!はぐ、っ、はぐれませんっ!///』
赤葦「小さいから俺が見失う。迷子で帰れませんってなったら困る。」
『〜っ、///』ムッ
ほんの少しムッとしながら、
子供じゃないのに…
って心の声がダダ漏れな彼女の手を握った。
小さな手。
はぐれないように。
ね。