第22章 菅原とベッドと誘惑と。
何回か振られたけど……(苦笑)
諦めずに気持ちを伝えたかいがあった。
今はこうして幸せな
時間を過ごすことが出来る。
菅原「ごちそーさんっ!俺、先に風呂入っていい?」
『どーぞ~。』
俺が食べた皿を台所へ運ぶ
髪をサラっと結んで
軽くパーカーの袖をきゅっ、と
あげて。
なんか、結婚生活って
こんな感じなのかなぁって。
『?なに?(笑)』
菅原「んーん、って、相変わらず美人だね!ちょっと、みとれたべ!(笑)じゃ、風呂行ってくる!」
『……?』
食器も洗い終わり、
テーブルを拭いて
洗濯物を干して、畳んで……
あ、孝支の着替え…
いつでも泊まりに来れるように
3セットほど下着やらジャージが置いてある。
勝手に名付けた「孝支スペース」
ネーミングセンス……
まあまぁ。
そこのセンスの悪さは気にしない。