• テキストサイズ

国見英の好きな人

第3章 影山と彼女




黙ったまま、彼女の家に着いた

そこはマンションだった

玄関から入ってエレベーターを使って三階へ

降りてすぐ右手のところにあった

表札はなかった

彼女はどうぞと言わんばかりにドアを開けた

影山は何も気にせず入っていった

国見
「えーと、お邪魔します…」

彼女は俺と影山が入ってからドアを閉め、廊下の先導に立った

途中にあった部屋のドアを閉めた

俺たちは1番奥の部屋に通された

どうやら居間のようだ

でも、そこには台に置かれたテレビ

それの反対側にあるソファ

その2つの真ん中辺りにあるこじんまりとしたテーブル

それぐらいしか家具がなかった

正確に言うと、キッチンには食器棚とか電子レンジとかあるみたいだけど

奥にはベランダがあった

《その辺に座ってくれていいよ》

彼女はそう書いてテーブルの上に置いた



/ 79ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp