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国見英の好きな人
第2章 秘密と彼女
及川さんはギャラリーに向かって手を振っていた
でも、その笑顔が一瞬で消えた
及川
「澪…⁉︎」
小さく呟いたその声は確かに彼女の名前を呼んでいた
何事もなかったかのように及川さんは試合に参加した
試合終了後、俺はギャラリーにまだ彼女がいるのを確認して、ギャラリーに向かった
でも、もういなかった
仕方なくギャラリーを去って、喉も渇いたし水飲み場に向かった
そこには
影山
「もう、大丈夫なのか?」
影山と彼女の姿があった
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