第6章 ハイミルクチョコレート
「先輩、私のこと好きじゃないでしょ…」
「そうかもしれない」
「もう嫌い!」
あーあ、終わった。
でもこの子で欲はだいぶ満たせた気がする。
「終わっちゃったか~~まっちゃん、じゃあ合コンしよ!!ね!!」
「どこに一緒にやってくれる女の子がいるんだよ」
「え、舞ちゃんとそのお友だち。」
飲んでいた水が気管に入ってむせた。
「薫、舞に会ったのか?」
「うん、会った、実物もやっぱり可愛かったね、俺の目は確かだった。舞ちゃん純粋だね~~。純粋すぎて困っちゃった。」
嫌な予感がした。
こいつ舞になんかしたのか……?
「合コンの誘い、受ける」
「おお、ノってきたね~~あっち3人らしいからこっちももう一人引っ張ってこよう。」