第8章 幼馴染からの脱出 8
カフェは、大学の近くといっても徒歩15分くらいの場所だった。
外観はガラス貼りのビルで、一見フラワーショップかと思いきや、その手前の入り口から入ってみると店内はおしゃれな北欧テイストで、綺麗な花がたくさん飾られている。
くつろげそうなカウチ席やテープル席もあり、凄く素敵な雰囲気のお店に、れなは感動していた。
れな「やっぱり大学生っておしゃれなお店に行くんだね!高校生だとファミレスが多かったから(笑)」
知念「気に入ったなら良かった!あそこの席座ろ!」
れな「うん!」
知念「ここは、パワーフルーツっていう飲み物が人気なんだよ!飲んでみない?」
れな「飲んでみたい!それじゃ、これにしようかな。」
二人で別々の種類を注文した。
知念「それで、イラン生活はどうだった?面白かった?」
れな「いい経験になったよ!メリットもあればデメリットも沢山あったけどね(笑)」
知念「じゃ、先にデメリット教えて!」