第6章 幼馴染からの脱出　６

♪〜〜♪



れな「あっ、侑李君からラインだ！」




涼介「侑李とラインっていつの間にそんな仲？」




れな「そんな仲ってどんな仲？涼介とだってラインしてるじゃん。」




涼介「俺が今日飯いらない！としかやってないし。。。れなからラインくれないじゃん！」



れな「だって、ほとんど毎日会ってるのにラインで言う事ないし（笑）」




涼介「れなちゃん、ひどーい！それで、侑李は何だって？！」




れな「ん、待って。。。あ、サークルについて聞いてくれたみたい。」




涼介「で？！」



れな「コナンサークルは『オタサーの姫』になってしまうからオススメしない！、テニプリサークルに入るくらいなら『ロックサーの姫』になってと皆が口を揃えて言ってたって（笑）」




涼介「オタサーの姫って何？！想像している通りでいいのかな（笑）」




れな「えっと、女子率が低いオタク系サークルでは、女子がアイドル的存在になってちやほやされるので姫と呼ばれているんだって。ロックもオタサーほどではないけど、少ないって事かな。。。」




涼介「あぶねっ！侑李より先に話つけといて良かったよ。」




れな「そうだね、涼介の方が早かったしね。侑李君に返信しとこ。」




『侑李君、情報ありがとう！ロックサーの姫も捨て難いけど、一足先に涼介にジャズサー勧誘されて、入るって言っちゃいました。合同合宿とか一緒って聞いたので、楽しみにしてるね！』




『えーー、残念！！でも、うちとジャズサーは結構つるんでるから、まっいっか！！じゃ〜ね〜！』



『そうだ！今度っていうか近々、イラン話聞かせてね！』



『もちろん！』






涼介「れな〜、やり取り長いんですけど。。。」




れな「あ、ごめん。。。今度イラン話聞かせてほしいって。」




涼介「二人で？」




れな「んー、どうだろ？二人かな？！」




涼介「ダメでしょ！嫁入り前の娘が！」




れな「意味わかんない（笑）なら、涼介も来る？！」




涼介「え〜〜、い〜のぉ〜？！行きたぁ〜〜い！」




れな「もう、気持ち悪いっ！」