第5章 幼馴染からの脱出 5
イラン行き当日
昨夜は、祖母、涼介、エリカさんに卒業祝いをしてもらい、料理が得意な涼介が腕を振るった。
れな「おばあちゃん、しばらく離れるけど療養施設の友達が多いから大丈夫よね?!」
祖母「私の事は心配せずとも、涼介くんと異国を存分に旅していらっしゃい。涼介くん、れなの事よろしくお願いね。」
涼介「おばあちゃん、俺がついてるから心配しないで!」
という感じで、初海外のれなを家族は心配していない様子だった。
フライトの3時間前に成田空港に到着した、れなと涼介。
スムーズに搭乗手続きを済ませて、今は荷物も預けて身軽になり、空港を散策中。
れな「涼介は何回か海外に行った事あったよね。飛行機の乗り方は任せます!涼介についていくから(笑)」
涼介「時間配分考えてれば、あとは案内にしたがってゲートまで行くだけだから難しい事はないよ。もう、セキュリティチェック受けて中入っちゃおうぜ。」
れなは涼介についていくまま搭乗ゲートまでたどり着いた。。。