第3章 幼馴染からの脱出 3
涼介に行く手を塞がれたれなは、涼介にしなだれかかるとそのままスヤスヤと眠ってしまった。。。
涼介「おーい、れな〜!寝るなぁ!」
八乙女「ごめん、山田。。。」
美稀「れなってお酒弱かったんだね。」
涼介「途中で悪いけど、俺、れな連れて帰るわ。」
藪「それがいいね。。。れなちゃんよろしくね。」
美稀「涼介さん、れなをよろしお願いします。私のカンですけど、普段れなが見ている涼介さんと違かったのか、今日ステージにいる涼介さんを見て、れなびっくりしているようでしたよ。」
涼介「そっか。。。外での俺は、れなには刺激が強すぎるかもね(笑)んじゃ、皆お疲れ〜!」
れなをお姫様抱っこすると、居酒屋を後にした。。。
二人の自宅は、駅からも徒歩数分。
れなは涼介に抱っこされてるとも気付かず、「浮いてて何か気持ちい〜〜」と寝言を言いながら涼介の首にギュッと腕をまわした。
涼介「れな、ちょっ苦しい〜〜」
と言いつつも、初めてメイクしたれなの顔を間近で見つめる事が出来て、役得の涼介だった。。。
れなの家に到着した涼介は、れなの部屋へと運んで行きベッドへ寝かせる。
月明かりに照らされたれなを見つめると。。。
涼介「俺が彼女いないのはれなのせいなんだけどな。」
とつぶやきながら、れなの唇に軽くキスを落とす。
涼介「家帰るの面倒だから、俺もこっちで寝ちゃおうかな。」
れなの祖母はというと、療養施設に行っていてここ数日不在にしている。
涼介はれなの部屋を出て、客間へ向かった。。。