• テキストサイズ

【裏有】晴れ時々涼介

第2章 幼馴染からの脱出 2


「ミスグランプリはエントリーナンバー3、鈴木りえさん!」


「ミスターグランプリはエントリーナンバー3、山田涼介君!」



「お〜〜!これは!グランプリがペアで戦ってきた二人に決まりました!おめでとうございます!!!」


そして歓声の中、グランプリ二人のインタビューをもって、今年のミス・ミスターオレンジコンテストは幕を閉じたのだった。


れなたちは会場を出ようと出口の方に向かいながら。。。



美稀「何かレベル高かったね〜。来年出られるかな(笑)」




れな「私は遠慮しとく〜(笑)」




美稀「目立つの嫌いだもんね、れなは。」




有岡「俺も出たい!」




美稀「まじ?!よぉし!来年はうちらの年にしよ!」




そんな感じで美稀と有岡が盛り上がってると、れなのスマホが鳴った。




れな「もしもし?」




涼介「よ!これからバンドの打ち上げがあるんだけど、れなも一緒に来ない?美稀ちゃんたち呼んでもいいけどさ。」




れな「んー、聞いてみるから、ちょっと待ってて!」




れな「今、涼介からで、これからバンドの打ち上げがあるけど一緒にどう?ってお誘いなんだけど、二人はどうする??」




美稀「いいのーー!!!絶対行く〜〜!」




有岡「ん〜、俺は遠慮しとこうかな。」




れな「そっか。。。涼介、お待たせ。それじゃ、私と美稀が参加するね。」




涼介「おっけー!んじゃ、正門前に××時に集合な!」




れな「はーい!またね。」



時計を見ると集合時間までまだ少し時間があり、化粧直ししたいという美稀の希望もあったので、ここで有岡と別れる事にした。



「それじゃ、また学校でね〜!」



有岡と別れたれなと美稀は、近くの女子トイレへ向かった。




美稀「れなも少しメイクしてみない?」




れな「私はいいよ〜(笑)しても、美稀みたいに可愛くならないと思うし。」




美稀「それ、れなが鈍感って知ってるから許すけど、もうちょい自分のルックス理解した方がいいと思うよ!お仕置きとして、メイクしてやる〜〜!!」



れな「え〜、いいってば!」



/ 170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp