第2章 幼馴染からの脱出 2
会場の期待は最高潮!
涼介「ん〜〜、正直言うと外見。自分の好きな外見じゃないと中身を知ろうと思わないかな。」
この一言で会場中が一瞬静かになった。。。
涼介「なんだかんだ言っても恋の始まりにおいて見た目は大事っていうのが俺の持論です。だからこそ、俺自身も中身と外見、両方を磨き続けていかなきゃいけないと思います!」
そう続けた涼介に。。。
「なるほど〜〜!!」「正論!」「そーだ!そーだー!」という声が聞こえ始めた。
美稀「うわぁ、イケメンが言うと説得力ありすぎ!!」
有岡「俺も頑張ろ。。。」
れな「。。。」
「凄い発言もあり、皆様、賛否両論あると思いますが、思いの丈は投票用紙にぶつけて下さい!!」
美稀「れなはやっぱり涼介さんに投票よね?!」
れな「うん!自慢の幼馴染だもん!」
美稀「有岡君もそうよね?!」
これは命令よ!とばかりに有無を言わさない威圧感で有岡を見る美稀。
有岡「言われなくても入れますよ!男でも惚れるかも。」
れな「ありがと(笑)」
しばらくすると、会場スタッフが颯爽と投票用紙を回収していく。
投票の集計中に、豪華景品が当たる抽選会が行われたが、残念ながら、三人は当選せず。。。
「えー、お待たせいたしました!集計が終わったようですので、結果発表に移りたいと思います。それでは、候補者6名に登場して頂きましょう〜!!!」
候補者たちは、私服に着替えての登場だった。
「今年は歴代の中でも、もっとも美男美女が揃ったレベルの高い年だったと思います。その歴史に残るミス・ミスターは誰の手に!!」
ドラムロールが鳴る中。。。
「ミス準グランプリはエントリーナンバー1、×××さん!」
「ミスター準グランプリはエントリーナンバー2、×××君です!」
「おめでとうございます!」
準グランプリの二人にタスキが掛けられる。
「続きまして、グランプリの発表です!」