第12章 幼馴染からの脱出 12
キャンパス内
知念「れなちゃん!呼び出してごめんね」
れな「大丈夫だよ。バイト紹介してくれてありがとう!」
知念「昨日LINEで話したバイト先だけど、ホントにいいの?!」
れな「うん!時給高いし、夏まで後2ヶ月ちょっとしかないから頑張らないと。でも私接客した事ないけど、採用されるかな〜」
知念「それなら、れなちゃんは心配ないよ!」
以前、れながバイトをしたいと聞いていた知念が、知り合いのカフェのバイトを紹介したのだった。
店員を容姿重視で採用していて、可愛い女の子がいるカフェとして人気のカフェらしく、一名欠員が出たため、知念が知り合いの店長に誰か紹介してほしいと頼まれていた。
知念「正直、れなちゃんをあのカフェに紹介するのは嫌なんだけど、店長も中々採用出来る女の子がいないって困ってたからさ。男が沢山来るけど、ちゃんとあしらってね!僕も顔出すようにするから」
れな「そんなに危険なカフェなの(笑)侑李君が来てくれたら嬉しい!」
知念「///ホン、ト?!」
れな「ホントだよ!」
知念「良かった///」
美稀「そこ!公然の場でイチャつかないの〜」
れな「も〜、イチャついてないから!!今からバイトの面接に行ってくるね」
美稀「頑張ってね!私もバイトの時間だった。じゃぁまた明日ね!」
知念「それじゃ行こうか」
れな「お願いします!」