第9章 幼馴染からの脱出 9
バスへ戻ると先に美稀が待っていた。
美稀「あの人と一緒に戻って来てたけど、どうなの〜??」
れな「どうって?いい人そうだよ?!」
美稀「そーじゃなくて、昨日も声かけてきてたし、れなの事気になってるんじゃない?!」
れな「さぁ、わからなかったけど。。。」
美稀「これだから!れなのはアテにならない〜(笑)」
れな「そー言われても」
バスは行きの集合場所だったところへ到着し、合同の新歓合宿は無事終了となった。
美稀・有岡「それじゃ、お疲れ〜」
れな「お疲れさま〜、またね〜」
知念「れなちゃん!お疲れさま!涼介と帰るの?」
れな「侑李君!お疲れさまです。えっと、どうしようかな。。。」
涼介を探してみると、鈴木と何か話をしている様子だった。
れな「鈴木さんと話してるし。。。」
知念「涼介のとこ行ってみようよ」
知念「涼介〜!」
れな「ちょっ、侑李君!」
知念「何してるの〜?」
涼介「あー、あのマグカップ受け取ってたとこだけど」
知念「涼介はもう帰るの?」
鈴木「山田君、もし良かったらお茶してかない?」
涼介「二人はどーする?」
鈴木「えっ?!二人も誘うの?」
知念「僕らはお邪魔ですか(笑)」
鈴木「そこまでは言ってないわよ」
知念「うそ、うそ!お茶は置いといてさ、鈴木さんも今度のライブ観に来てよ、これチケット!」
鈴木「ありがと。」
知念「れなちゃんと涼介にも!」
れな「ありがとう〜!あ。。。でも9日なんだね。侑李君ごめんなさい、私この日はライブ行けないかも。。。」
涼介「知念、俺も無理。。。」
知念「えー、二人して?!」
鈴木「この日って山田君の誕生日でしょ?何か予定あるの?」