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(R18) Moulin Rouge (HQ)

第2章 xxx 01.研修



「ん、ぐ……っ」

「そうそう。うん、いいじゃん。
でも、もうちょい深く咥えた方が
お客さん喜ぶかなー? いける?」

 光太郎はあくまで淡々としてる。
 こんなの慣れっこなんだろう。そう思うとちょっと悔しい。……ていうか、大きくて咥えるのも一苦労なのに、これ以上深くなんてどうすればいいのよ。

「慣れればいけるから。
はい、がんばってー」

「んん、……っん」

「あーそれいい感じ」

 嗚咽が出そうになるのを我慢して、舌を使いつつ手を上下させる。先端との繋ぎ目にできた、ちょっと凹んだ部分を舐めると、光太郎は頭を撫でて褒めてくれた。

「カオリ、上手」

 上目遣いに彼を見れば、肌が白く端正なその顔立ちに目が奪われて、ついつい舌が止まってしまう。

「でも休んじゃダメ」

 ねだるように諭されて、後頭部を押さえつけられた。
 ゆるゆるとしか動いていなかった光太郎の腰が、だんだん速くなっていくのが分かる。
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