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恋の波紋。

第1章 想い出語り①


中学2年のクラスは雰囲気が少し悪かった。

男子の不良グループ4人組が同じクラスだったからだ。

リーダーはどう見ても市井という男子だった。

市井くんは、いつも学生服を着崩して、左耳には安全ピンをはめていた。

他の3人は1人を除いて、市井くんと同じような格好をしていた。

授業を妨害することもたまにあり、先生に激しく注意をされると決まって教室を出ていった。

教室を出て行く時は市井くんの後に2人が続く。

残りの1人、藤宮くんはいつも関係無さそうにして、市井くん達を見ようともしなかった。

でも市井くん達が暫くして教室に戻ってくると、何事も無かったように仲良く話していた。

遠くから仲間の3人をただ眺めているだけの時もあれば、4人でふざけていたり、3人の輪から外れて1人になることもあった。

自由で良いなぁと憧れた。

そんな藤宮くんのことが、少し気になる存在になった。
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