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恋の波紋。

第1章 想い出語り①


誰も私のことを無視したり、馬鹿にしたりする子はいなくなった。

無駄に長い昼放課を1人で過ごすこともなくなったし、理科のグループ実験で相手に困ることもなく、体育のストレッチの時に相手がいなくて途方にくれることもなかった。

それでも友達付き合いには苦労した。

好きでもない男性アイドルの名前を必死で覚え、流行りの音楽も聴いた。

面白くもないドラマも毎週欠かさずに観た。

クラスメイトの女子の話についていく為に、出来る限りのことを頑張った。

表面上でしか付き合えない友達なんて意味がないなど、ただのキレイごとだ。
例え表面上の付き合いでも、移動教室やグループを作る時に声をかけてもらえる存在は貴重だ。

中学生にとって、友達の存在は学校生活を問題なく送る為には必須。

その友情が嘘であろうがそんなことはどうでもよかった。
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