第1章 第一章
酒も大量に入り、皆の頬が紅くなってきた頃、初期刀の山姥切が珍しく自分から声をかけてきた。
「主、、おめでとう」
「いやぁ、皆が頑張ってくれたお陰だよ。勿論お前もよく頑張ったぞ!」
ご褒美だ!いつものように布の上から頭をぐしゃぐしゃと撫でる。いつもなら嫌がるが、今日はされるがままであった。
「、、?どうした、今日は嫌がらないな?」
「主俺、実は…」
そう言うと俺の耳に口を近づけ、掠れた声で山姥切は告げた。
「蛍丸に、一目惚れした」
「、、、う、うん そう」
いつか来るとは思っていたが、来たなジャパンカルチャー「衆道」絶対来ると思ったよ。