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嘘だと言って欲しい

第4章 嘘だと言って欲しい4話


それからというもの俺は、甲子園を本気で目指して頑張った!無理もした。体を無理矢理動かしもした。
でも、それもこの日のためにしてきたことだ。
ついにこの日が来た。夏の甲子園予選だ!

1回戦は山内高校。頼斗の采配もあり難なく勝てた。
2回戦は上衣高校。光輝の活躍と俺のピッチングで3対1で勝てた。
3回戦も4回戦も皆で勝ってきた。あとは次の高校だ。
次は常勝高校。強豪だ。だがここまできて負けるわけには行かない。俺はここで勝って彩を甲子園に連れていくんだ!


常勝高校との試合は超接戦だった。
両者一歩も譲らない、白熱とはこのことを指すんだとわかった。8回ようやく流れが動いた……
何と光輝が守備でエラーしてしまったんだ!にゃんと!(´゚ω゚`ノ)ノ
でも、その後はきちんとゲッツーをとって攻守交代、先頭は頼斗だ!頼んだ!
ぼこ! ……デッドボールだ!
「ナイスガッツだ!頼斗!」
ガッツポーズをしている頼斗を見ていると笑えてくる。だって、腹押さえてるんだからな!
送りバントでワンナウト二塁。次のバッターは光輝。
プレッシャーがあるにも関わらず全身から気迫がすごい出ている。そんな光輝はライトに大きなフライを打った!その際頼斗はタッチアップ!
次は…………俺じゃん!
ヤバタン:( ; ˘•ω・):ヤバタン準備して無かったよ!

打席に入り深呼吸をしてみる。今までやってきたことが自身となって蘇ってくる。
ピッチャーを見る。緊張している。俺だって同じだ。
うてる!!そう信じて最後の勝負へと向かった。
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