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まあいいそうです。

第1章 まあいいそうです。


「ごめん。重いよね…。無理かもしれないけど、忘れてくれていいから…」
「本当に、いいのかい?後悔しない?僕は酷い事をするかもしれないよ?」
「…酷い事…するの?痛いのは嫌だなぁ」
「僕がキミに痛いことする訳ないじゃないか!」
「だよね?だったらいいよ。」

にっこりと、嬉しそうに笑う彼女にはきっとこれから先も勝てる事はないんだろうと思ってしまった。

(やっぱり好きだ…)
刷り込みだと思いこもうとしていたんだと、どうしようもなく愛おしいと。わずかな時間しかないことに怯えていただけだと。気づかされてしまった。

(そういえば、演練時に他の本丸の僕が審神者の告白を断ったと言ってたよね。僕らにもちゃんと主を拒絶する権利と意思があるって、知ってたのにね…)

愛おしさに抗えずにぎゅっとナマエちゃんを抱きしめる。
男の体の本能に逆らう気持ちはとうに無い。この人の子…いや、この女が、欲しい。

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互いに一糸まとわぬ姿のままで彼女の膝裏を掴み足を広げさせる。ぐっと奥まで楔を挿れるとナマエちゃんはヒッと小さく悲鳴を上げた。子宮口に当たったけど更に奥まで行こうと腰をぐっと押し付けると泣きそうな声でナマエちゃんは「も…無理っ」と。

「無理?」
「それ以上、はい、ん、ないぃ」

苦しそうにはくはくと訴えるナマエちゃんが可愛くて仕様がない。
亀頭で子宮口を捏ね回すように腰を動かすと
「奥!や!あああっ!」
といやいやしながら甘い声を上げる。それと共に僕自身を締め付けてくるからたまらない快感に堪えなくてはいけなかった。

「ここが、イイみたいだね。いっぱい突いてあげるよ。」
「やっそこ、ダメ!おかしく、なっちゃう、からぁ」

過ぎる快感は拷問のようで。怯えたナマエちゃんが逃げようとしたのか僕から遠ざかろうと腰を引こうとしている。
逃がすものかと。

「ナマエちゃん…動かないで。」

言葉に力を込めて、真名を使った。
「…っ…」
ひゅっと息を吸ったところで彼女の動きが止まる。
あ、しまった。
「息はして。」
「っはぁ!」
呼吸する以外の行動の全てを禁じられた彼女の目からは、逃がしきれなかった快感の替わりのように涙があふれだした。
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