第7章 エヴァ二十周年ーデイ、飛段、サソリ、鬼鮫、カンクロウ、シノ

｢エヴァ二十周ねえぇぇェえん!!!!ぅおぉめでえええ････ェええとおぉお、おうッ!!!!!!ぅえ、げは、ハ、喉痛ぇェ･･･｣

｢バカ、うっせえじゃん！うぅわ、もぉいきなりヤな気分じゃん!!!何で化けしかいねぇの、もっといねェの!?エヴァ人気ってそんなモン!?｣

｢ハイハイ、ぶっちぎりでアスカ派の牡蠣殻が通りますよ｣

｢アスカァ？バッカ、エヴァったらミサトだろォがよ？加持なんかクソクラエだよなァ｣

｢ぅお、暁のオールバックじゃん。何だ、アンタミサト？｣

｢あン？握手？何、歌舞伎クンもミサト派な訳？ミサトの明るいヤンデレァいいよなァ｣

｢エヴァの登場人物においてヤンデレでない者はいない。何故ならば背景そのものが病んでいるからだ･･･エヴァ万歳｣

｢･････？｣

｢････俺を知らないようだな。無理もない。何故ならば俺は里においても忘れられがちだから。自己紹介しよう。油女シノだ。･･･綾波レイ万歳｣

｢だよな。レイだぜ、エヴァは。少しは話のわかるヤツがいたな。バカばっかりでだんまり決め込もうかと思ってたとこだ｣

｢いんですよ、だんまり決め込んでて下さい、サソリさん。ずっと黙っててくれていいですからね｣

｢･･･テメエこそ黙りやがれ。眼帯が好きなら青葉城行って伊達政宗に抱き付いてろや。通報されて拘束されて留置所のくっさい飯でも食って来い｣

｢牡蠣殻さんの肩を持つ訳じゃありませんがね。アスカいいじゃないですか。フ。眼帯がそそりますよ｣

｢変態鮫は黙ってろ｣

｢･･･いや、その気持ち、わからないでもない。あの眼帯によって可愛く気が強く優秀なアスカに絶妙な隙が生じた･･･男心をくすぐるギャップだ････貞本義行万歳｣

｢隙と色気ならミサトだろォよ、あァん？しかもミサトにゃペンペンまで付いて来んだぜ？アスカやレイにそんな素敵な付録があっかよ？｣

｢そんなに付録が好きならりぼんかなかよしでも定期講読して付録の山に潰されてりゃいいじゃねェですか。わかっちゃねえなあ。エヴァはカオルちゃん！カオルちゃん抜きのエヴァなんか黄身のない卵だよ。肉球のない犬だよ。刑期を勤めあげちゃったプリズンブレイクだよ。17時に定時であがっちゃうジャック・バウアーだよ。わかっかテメエら、カオルちゃんがどんだけ大事か｣

｢全然伝わって来ねえのが凄えじゃん･･･流石化けダゼ｣