第1章 花火じゃねえーデイダラー
「ダハハ!オメエホンット打たれ強ェよな?そういやジャンジャンはどうなってんだ?アイツ、強いってのに打たれ弱いンだよなァ。ちょっと萌えんだわ」
「ジャンジャン止めてやれ。アイツ一応サラブレッドなんだぞ?うん?」
「馬?馬かアレ?ヤバイな、人だとばっか思ってたわ。さすがに悪いな。今度会ったら謝らねえと・・・」
「いや、やっぱいい。今のなし。忘れろ、うん」
「はん?で、話って何だよ、ドデンダラ。いい加減にしねえとぶっ飛ばしちゃいますヨ?」
「テメエオイラの芸術を花火って抜かしやがったよな?あ、うん?アレは芸術だ。爆発なんだぞ?うん?」
「ああ?」
「爆発だ!爆発!芸術!」
「花火だろ」
「・・・長い話になりそうだな、うん」
「花火だ」
「オメエ、ちょ、そこ座れ。うるせえ、座布団なンか出ねえよ、うん。あ?ソファー?バカ、座布団もねえのにソファーが出るか!貧乏じゃねえよ、あぁ?何だと、この!大体テメエはよ・・・・・・・・・!!!」
以下略。