【100プリ】 消えない過去と生きる今(ルイとのお話)
第25章 夢√編 優しい嘘と最後のキス
ルイ「・・・選べない」
レオ「ん・・・?」
ルイ「好きでもないのに、俺がその子を選んだら、その子は誰に愛されればいい・・・?」
(愛されないことの辛さを一番良く知っていて、ずっと避けてきたはずのルイが・・・好きでもない子を選べないって言っていたルイが・・・)
「・・・・・・本当に、ルイが・・・望んだこと?」
ルイ「そうだよ」
「嘘だよ・・・」
ルイ「本当だよ。・・・零、聞いて」
ルイの指先が、
静かに私の手首を捉える。
「ルイ・・・・・・」
ルイ「・・・もう、弱虫な子どもじゃないんだ。何かを守るためには、何かを手放さないといけない」
(痛いよ・・・・・・・・・)
そっと掴まれた手首が、
触れられたところが痛くて堪らない。
ルイ「・・・それが、君だった」
(・・・・・・っ・・・)
ルイ「言ったはずだよ・・・後悔はしてないって」
ルイ「零。・・・俺はきっと、生涯ここを出られない」
「契約を結んでいるからじゃなくて、ルイの守りたいものが、ここにはたくさんあるから・・・でしょ」
ルイ「次期国王になったら・・・なおさら。・・・自分で決めたことに、後悔はしてない」
迷いのないルイの言葉に、
気持ちが大きく揺さぶられていく。