【100プリ】 消えない過去と生きる今(ルイとのお話)
第22章 甘い夢を貴方に・・・
ほんのり射し込む
月明かりに照らされたルイは、
今まで見た中で一番綺麗だった。
ルイ「早く君と、ひとつになりたい・・・・・・」
ぽつりと呟かれた言葉に、
ドキッと心臓が音を立てる。
ルイ「・・・・・・駄目・・・?」
(・・・・・・そんなの)
ルイに両腕を伸ばして、
私は告げた。
「・・・・・・・・・来て。ルイの全部、私にちょうだい・・・?」
ルイ「・・・・・・・・・」
数秒そのまま見つめ合ったあと、
自然と唇が重なっていく。
ついばむようなキスから、
段々深くなっていく。
キスをしながら
改めて全身をくまなく愛撫された。
特に胸は執拗に。
強く弱く。
リズムをつけて揉みながら、
突起を口に含まれる。
そこを舐められる度に吸われる度に、
私は躰を反らせて喘いだ。
ルイはそうしながら
自分の硬くなったそれを、
私の入り口に擦りつけた。
私自身から溢れた液体で、
ルイのものがヌルヌルと滑る。
時々、
入り口に先端が少しだけ
入ったり抜けたりして、
私はもどかしくて悶えた。
「・・・・・・んん・・・っ」
すがるように見上げると、
ルイと視線が重なる。
ルイ「・・・その顔、反則」
くすっと小さく笑ったルイが
自分自身に手を添えて、
私の中へ
ゆっくりとそれを差し込んでいく。
「は、ぁ・・・・・・」
私が辛くないように、
ルイは少しずつ腰を進めていく。
じわじわと中を押し広げられて、
その大きさにまた感じてしまう。
「・・・ぁ・・・はぁ・・・・・・」
奥まで到達すると、
ルイも大きく吐息をついた。
ルイ「痛くない・・・?」
思わずきゅっと目を瞑ると、
上から気遣う声が降ってくる。
「ん・・・、大丈夫・・・」
滲む視界で微笑むと、
ルイがぎゅっと私を抱き締めた。