第2章 自己紹介
自己紹介が終わったあと、下野さんがいる部屋に行くことにした。
会議まで、時間がある。
そう思った瞬間、会いに行くしかないよね?!
「下野さーん、いますかー?」
『・・・誰?』
「ナナです!!入っても良いですか??」
勢いよくドアを開く。
『てか、入ってるじゃん!』
あ・・・すいません。
てか、これって失礼??
『いいよ・・・おいで・・・?』
私は部屋に、入る。
下野さんが、から揚げを出してくれる。
「あ、下野さん、ありがとうございます・・・」
今の私、どう写っているかな?
顔、変じゃないかな・・・?
『喜んでくれて、嬉しい。ナナ・・・ちゃんだよね?』
『俺のこと、[下野さん]って言うの、やめてくれない?』
それって・・・!!
名前呼びするの??
だってあっちは私より年上、芸能人、大好きな声優・・・。
「・・・でも」
『歳は関係ない。親戚だろ?』
何だ・・・そういう系か・・・。
変なこと考えた私は馬鹿だ///
ごめんなさいっ・・・
「じゃあ・・・しもーぬで」
『・・・はいはい((笑』
こんなふうに話せて、
私は今、世界の誰よりも幸せです!