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好きやから

第2章 第二章 成長


ピンポーン

たつんちのチャイムをならすと、きいろいぼうしとちゃいろのランドセルすがたの、たつがでてきた。

『ごめん、ねぼうした…』
そういうたつの口には、おにぎりがくわえられてる。
『ええよ、だって、ぼくもいま たつんちのチャイムならしたばっかやん‼しんちゃんたち まっとるで、いこ!』

ふたりでかけだす。

しんごうのところで、3人が手をふってる。
『りゅーちゃん、たつ、こっちや!』
しんちゃんが、大きな大きなこえで、ぼくらをよぶ。

ぼくらは、ぜんりょくで3人のところにはしりだした。
ぼくのことをすばるくんときみくんが、たつのことをしんちゃんが、だきとめてくれた。

『たつぅ、おまえ、重ぅなったな…』
しんちゃんが、たつをだきとめながらいう。
『そら、そうや。おれ、めっちゃくうもん♪』
たつがじまんげに、はなをならす。

『いこ!今日もちょうれいまえに、りゅーちゃんとたつのさかあがり、てつだったる!』
きみくんがこえをかける。
しょうがくせいになってから、まいにちおにいちゃんたちが、ぼくらのさかあがりをてつだってくれる。
しんごうが青にかわった。
5人ではしりだす。

1年生になったぼくらは、おんなじクラスになった。
おおくらとまるやまやから、せきは はなれてるけど、おんなじところにたつがいるのは、めっちゃうれしい。

がっこうについた。
ランドセルをしまって、2人でこうていに出る。

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