第6章 斉藤終(束縛)
それから、しばらくの日常がガラリと替わった
沖田さんにイジられれば、次の瞬間私の目の前に立ち
沖田「何でィ終兄さん、それじゃひよりがからかえないじゃねェですかィ」
他の隊士も同様に、接触禁止状態
原田さんに至っては
原田「ひよりちゃん頼み事が有るんだけど…て何処行った?」
姿すら見させて貰えず連れ去られ
流石に、マズイと思い
ひより『終、ちょっとやり過ぎじゃないかな…』
これじゃ、仕事がしにくい…
ひより『一応私女中なんだから、仕事しないとだし…それに』
斉藤「…」
言葉に詰まる私を、不思議そうに見つめる終に自分から、軽くキスをして
ひより『私が好きなのは、終だけだよだから不安にならないで』
そう言うと、耳を赤くしながら、申し訳なさそうに
斉藤[ごめん…Z]