第5章 斉藤終 (甘々続)
気まずい沈黙が暫く続く…
斉藤「…」
ひより『…』
これが、続くのは流石に耐えられない、そう思い喋ろうとした瞬間
ひより『あっあの…えっ』
抱きしめられて…るけど、ぐぇっ…くっくるしーバギバキッて音がするんじゃないかってぐらい苦しいんですけど
ひより『しっ、終、苦しぃ』
そう言うと、腕を緩ませ放して、また何かを書き出して、見せられた
斉藤「ひよりは、万事屋さんが好きなの?」
ひより『えっ?えぇ!?』
斉藤「さっき、手を握り合ってる時、嬉しそうに見えた…Z」
ひより『ない!ないないないない』
凄まじい否定に
キョトンとした目で見つめてくる終
ひより『あれは、その…終ともっと近付きたいって相談してて…』
斉藤「言い寄られてたように見えたZ」
ひより『違っ…あっもしかしてだけど、終ヤキモ…』