第3章 『2. 詐欺師の塒』
ゴンに着いて行ったら何かの入り口に着いた。
キルア「ゴン!!お前、戻ってこれたのか!?」
一早く私達に気がついたのはキルアだった。
ゴン「うん!」
キルア「お前、どうやってあんな霧深い中来たんだよ」
ゴン「レオリオの香水の匂いを追って来たんだ!」
キルア「はぁ!?お前…犬かよ」
と、キルアが呆れ顔になった。
ウィル「キルア、レオリオが何処か知ってる?」
キルア「ああ。それなら、あそこで寝てるぜ」
(ん?ウィルのやつ剣なんてもってたか?)
そう言って指差した木の下でレオリオは寝かされていた。
頬が大きく腫れていてとてもいたそうですだ。
クラピカ「取り敢えず無事のようだな」
ウィル「まあ、あれを無事にいれればね」
苦笑しつつ、生きていることに安堵した。
ふと、振り返ったらニコニコしながら手を振るヒソカと目が合った。
ウィル「………」
(笑ってるだけで寒気させるって凄いね)
私は直ぐに目線を外した。
この後直ぐにレオリオは目覚め、状況と顔がこんなことになってることを聞いてきたが状況だけを説明して、顔の事はうまく流した。
説明した状況というのは、
今私達が12時まで待機させられているということについてだ。
そして、時計の針が12時を示したとき、目の前の門がようやく開かれた。
ウィル「やっとかぁ」
ゴン「次はなんだろうね!!」
キルア「呑気だな」
中から現れたのは大柄な男性とスタイルの良い女性だった。
2人は現れるや否やハンター試験 2次試験官のブハラとメンチだと名乗った。
二次試験の開幕だ。