第7章 クリスマスの対決
「八雲!クリスマスにこいつと会うの止めとけ!ぜってー危ねぇぞ!だったら俺と飲みに行くぞ!」
「え、いや…あの…」
「何を根拠に…坂田先生こそ、何か変な事企んでるんじゃないですか?」
「べ、べべ別に何も企んでねーよ」
なんでしどろもどろになるんですか。
「それに、決めるのは白水先生ですよ。…白水先生は俺とクリスマス過ごしたいよな?」
「え、えっと…」
ジッとこちらを見つめる執間先生の瞳に、思わず頷きかけてしまう。
「あの、3人で飲みに行くってのはダメなんですか?」
「「ダメ」」
即答。…なんでダメなんだよ。