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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第6章 クリスマスの準備





「え?」



ぶつかった衝撃で少し痛む鼻をさすりながら謝ると、クスクスと小さな笑い声が聞こえ顔をあげる。



「…あ、執間先生」



「ダメだろ?そんなボーッとしながら歩いてちゃ」



「すいません…」



またやっちゃったなぁ。こんなんだから心配されちゃうんだよ。

少し自分が情けなくなり、苦笑いを浮かべてしまう。



「何か考え事?」



「いえ…外雪降ってたんで、つい見ちゃって」



「ホントだ。こんなにキレイなら見惚れちゃうね」



俺と同じく外を見つめる執間先生が、目を細めて笑みを浮かべてくる。

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