第1章 爆裂ボーイズ
もう二週間もお預け状態だもんなぁ…。
正直言うとこれが一番キツイ。
自分で抜いても良かったが、それだと足りない。トシとする方が断然気持ちが良い。
一見クールに見えるのに、スゲーいやらしいもんなぁ、あいつ。顔真っ赤にさせて目に涙溜めて、そのわりに自分から強請ってきちゃって…
あー、ヤバい。授業中に何考えてんだ俺。悶々とし過ぎて勃っちゃってんじゃん。
「で、この年に…おい、大丈夫か?お前」
早く治めてしまおうと突っ伏していると、先生が手を止めこちらの方を見て問い掛ける。心配して貰えるのは有り難いけど、これがバレるのはマズイ。
「すいません、大丈夫です!ちょっと、怠いだけなんで!」
慌てて作り笑いを作り誤魔化そうとするが、それでも先生は不審げにこちらを見ている。