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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第2章 アブノーマルカップル



繊細な細い指に愛撫される度に先端から先走りが溢れ、身体の中心から熱が高まっていく。



「はっ…ぁ、ん」



手で口を押さえ辛うじて声を抑えるが、どうしても息が漏れる。
スクリーンではなおも女優が淫らな声をあげ続け、まるで自分を見ている様で恥ずかしくなってしまう。



「そうそう、その顔」



「…え」



小さく笑う先輩に気付き、手を離し聞き返すと、楽しげな表情を浮かべ答える。



「八雲のその恥ずかしそうな顔が見たくてねぃ。最近セックスに慣れちまったのか、全然見れなくなったし…いやー来た甲斐があった」



「…まさか、それだけのために…」



恐る恐る尋ねれば、満足そうな答えが返ってくる。



「正解」



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