第20章 我慢厳禁【※女主】
翌日、昨日と同じ場所に銀八と八雲は落ち合った。
「悪い。やっぱお前の気持ちには答えらんねぇ」
「そうですか。…分かりました。私、先生の事は諦めます」
「…悪いな」
「いいんです。気持ちを伝えられただけでも私は十分幸せですから」
ホント、幸せをありがとうございます。あんな美味しい展開を見せてくれて。
いやー昨日の土方君ホント可愛かったなぁ!あんなイチャイチャっぷり見せつけちゃって!私を出血多量で殺す気なのかと思ったじゃないの!
ダメ!今も思い出してニヤつきそう!鼻血出そう!でも今は我慢よ!
「それに、先生好きな人いるんでしょ?」
「え?」
八雲の言葉に銀八は目を見開き驚く。