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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第20章 我慢厳禁【※女主】





「バーカ。そりゃ俺だって同じだよ。お前と別れる気なんてねーよ。つか、今回ので改めてそう思えた」



「…どういう事だよ」



銀八に抱き締められながら問いかける。



「あいつ告白ん時こう言ったんだよ。生徒とか先生とかどうだっていい。それでも一緒に居たいってさ。…スゲーよな。なかなか言えねーよそんな事」



「…へぇ」



それは少し意外だった。
白水に対しては3Zの中では大人しい方というイメージを抱いていたため、そういう発言はイメージ出来なかった。だがそれだけ彼女も本気だったのだろうと思える。



「俺もあいつと同じなんだよな。お前が生徒だろうとさ、別れてーなんてぜってー思わねーし、ずっと一緒に居たい。俺は土方が好きだ」



心が満たされていくのが分かった。一気に顔が熱くなる。
それがバレるのが恥ずかしくて、銀八の胸に顔を埋める。



「…俺も」



言える言葉はそれだけで精一杯だった。
せめて、もっとこの気持ちが伝わるようにと、土方は顔を上げ、銀八に口付けを交わした。この幸せを長く噛み締めれるように長く。

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