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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第16章 ある昼休み【長編番外編】



この男と話しても埒が明かない。
また子は八雲から他のメンバーへ矛先を変えた。せめて一人くらい味方がいればと話を振るも、そんな期待は簡単に打ち砕かれる。



「た、武市先輩や万斉先輩だっておかしいと思うっスよね!?」



「別にいいんじゃないでござるか?晋助の許可もあるでござるし」



「私も構いませんよ。それに、こんな物を頂いたからには追い出すわけにはいきませんしね」



武市が何かを懐から取り出した。見るとそれは中学生らしき女の子が映った写真数枚だった。



「いや何物で釣られてるんスか!つーか気持ち悪いわこのロリコン!」



「ロリコンではなくフェミニストだと何度言ったら分かるんですかあなたは。それに、リーダーが決めた事なんですからもう諦めなさい」



「それは…」



まったくその通りだとまた子は思った。
晋助様がそうだと決めたのであれば、それにはむかうわけにはいかない。だが今回に関しては、どうしても認める事が出来なかった。

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