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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第15章 アブナイ遊び【銀魂】



終わった…何もかも。


自分の部屋に着いた瞬間、床に崩れるように座り込んだ。
あまりにも惨めな終わり方で涙すら出てこない。手の中でくしゃりと紙が潰れる音がする。


そう言えば…何を渡されたんだろう。


正直あまり見る気にはなれなかったが、これが終との最後の会話になるかもしれない。
くしゃくしゃになった紙を広げてみる。



<また明日の夜に>



書かれていた言葉はそれだけだった。
ドクリと心臓が高鳴る。胸の鼓動は収まることなく、その場でうずくなる。


あぁ…やっぱりあの人は分からない。


またあそこに行ける安堵感、喜び、戸惑い…色んな感情が頭の中を駆け巡る。
次会う時、あの人はどんな目で俺を見るんだろうか。

何にせよ、それを確かめるべく明日も行かなくては。

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