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【3Z】男子の本懐【R18/BL】

第10章 告白の言葉



その時、ガラリと教室の引き戸が開く。
入ってきたのは銀八だった。銀八を見た瞬間、何故か八雲はビクリと肩を震わせた。



「白水、ちょっと頼まれ事されてくれねーか?」



「…はい」



ニコニコと笑みを作る銀八に対して、八雲の表情は微かに強張ってきた。



「…じゃあ、俺ちょっと行ってくるよ」



「おう、いってらっしゃい」



「お前の飯は俺がちゃんと食っとくから。しっかし、八雲はよく先生に頼まれ事されるよなぁ」



「ははっ…いってきます」



近藤と沖田が見送る中、土方はただ無言でいた。先ほどの八雲の表情が気になって仕方がなかった。

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