第9章 責任とってね
「やっと起きましたか?もうお昼ですよ」
「………」
「ご飯出来てますから、早く服着て下さいね」
「………おう」
小さく返事を返すと八雲は寝室のドアを閉め足音が遠ざかっていく。
…え?
なんで八雲家にいんの?俺一人暮らしだよな?ここ俺の家だよな?
…え?なんでいんの?
…もしかして相手ってあいつか?イヤイヤイヤ!あいつ男だぞ!?いや、確かに見た目は美形だし女に見えるっちゃあ見えるけどよ!けどそれはねーだろアウトだよ!
考えれば考える程頭がゴチャゴチャとしてしまい、余計分からなくなってしまう。
取り敢えず服に着替えリビングへと向かう事にした。