第8章 大掃除!【長編番外編】
「さて…と。次は理科室か」
校長に言われ、結局生徒達の様子を見て回る事となった銀八は呟きながら廊下を歩く。
家庭科教室、男子トイレ、3Z教室と見て回り、安定のバカ共に対してのツッコミにいい加減疲れてきた銀八は、見るからに怠そうだ。
そういやここに来るまでの間八雲に一度も会わなかったな。他の奴等も会ってねーみたいだったし。
まぁ、どうせ理科室にいんだろ。…まさか理科室で変な事してねーだろうな?いや、八雲仕事だけは真面目にやるしな。流石にねーか。
そう思いながら理科室の扉を開けると
「うぁっ!は、ぅっ!出る…もっ、出ちゃ…あっ!」
「何度でも出せよ。俺ももう…っ、止める気はねぇから」
後輩と教え子が場所もわきまえず交わっていた。