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ココロノ声

第2章 再会



「生1つお待たせいたしましたー。」

店員さんがビールを持ってきてくれた。
おおきにと言って俺は受け取った。

「乾杯しようぜ!」

誰かが声をあげた。
俺はみんなを見渡す。
みんないい歳の重ね方をしてる。
ヒゲを蓄えてもそれなりに見えるし、女子の方も綺麗になってる奴らもいる。

「たーしーの帰省を祝って!カンパーイ!」

みんな俺のこと応援してくれてるんやな。
心からそう思えたし、単純に嬉しかった。

だけど祝って欲しいあの人がいない…

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