第22章 夏といえば――18歳たち
荒船隊作戦室
『いやー!これでやるべきことは終わったねー!』
夏海は大きく伸びをする
「「おいこら」」
『なによ』
影「お化け屋敷はどーした」
当「行くことになってたろーが」
『な、………ナンノコトカナ……?』
影「とぼけんじゃねぇよ。俺だってお前の言うこと聞いて夏祭り行ってやっただろーが」
『………うっ……』
荒「お前まさか怖いのか?」
犬「あははっ!意外!」
『こ!怖くなんてないッ!』
当「なら行ってもいーだろ?」
『……やだ……。………鋼………尋ぉ……』
夏海は当真たちから逃げるため村上と北添にすがりつく
だが、
村「行くぞ。夏海」
北「今回ばかりはカゲたちの味方なんだよ」
『………う、裏切り者ッ!!』
涙目で訴える
それを見た男たちは驚いた
そして、全員が悪い顔になる
影「おい」
当「ああ………」
「「「これは連れていくしかないだろ!」」」
『いやぁぁぁ!!』
夏海の叫びは虚しくお化け屋敷へと連行されるのだった