第22章 夏といえば――18歳たち
私は水着の肩紐をずらした
「「「!!///」」」
村「夏海っ!」
北「ダメっ!」
鋼と尋が私の手を掴んで必死に止める
あまりにも必死なので肩紐から手を離すと鋼と尋が安心したようにため息をついた
ふと他のやつらを見ると勇と哲次と澄晴は鼻血を出しており、雅人と篤は目をそらしていた
当「お、おまっ……なんつーことしようとしてんだよ!」
右手で鼻を押さえながら左手で私を指差す
『だって、そうしなきゃ私が奢らないといけないじゃん!』
犬「だからって………」
荒「お前バカか!?」
『バカって何よ!私哲次の次に成績いいし!!』
荒「そういう意味じゃねーよ!」
影「とにかくもうこんなことするなよ!」
『………わかったよ………』
このあと結局こうなった責任として当真が奢ることになった
ちなみに競争はしたが結果はやはり夏海がドベだった
だが、女子にしてはかなりのスピードで泳いでいた
そして、男たちはこう思った
((二度と夏海には奢りの話はしねェ!!))
…………と