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【R18】夜行列車は逆ハー行き
第8章 会いたくない
「あぁ…ちょっとした知り合いってだけですよ」
「そうそ!匠ってばそこまで仲良い訳でもないっつーね!」
匠…?
いつの間に吉野さんを下の名前で呼ぶように…?
しかも呼び捨てなんて…。
「そうなんですね…」
これ以上話も広がりそうにない。
私は目先のフレンチトーストに手をつけ、いつもより動作をゆっくりと行う。
やっぱり男性の目があると…な。
「すみません…俺はもう行きますね」
「んじゃ、あとでな」
「楽しい時間をありがとうございました…っ」
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