• テキストサイズ

【R18】夜行列車は逆ハー行き

第6章 調教の成果(邪魔された)




「あちらに見える男性は、パートナーか何かですか?」

「え?」

根津さんが指差す方には、半裸の結城くん。

「ち、違います‼︎」

どうして服を着てないの…。

私は親しみのあるその裸を前に、根津さんの表情をうかがった。


「……」

無言で結城くんを睨みつける根津さん。

その剣幕はさながら刑事ドラマのワンシーンにありそうだし、

この場面からすると、半裸の結城くんが変態男として第一話序盤にあっけなく捕まりそうだ。

…そして、根津さんが結城くんの横をかすめ、さらに奥のソファのあるメインルームへ進んだ。


あそこには、吉野さんがいるはず…。

中々帰ってくれなさそうだし、やり過ごすほかないのかな…。



/ 87ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp