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【R18】夜行列車は逆ハー行き

第6章 調教の成果(邪魔された)




「え…いえ、その」

私の制止を物ともせず、男性は丁寧な素振りで靴を脱いだ。

細部まで手入れされた革靴からは、その男性がどれだけ几帳面であるかが見て取れる。

「…待ってください!」

肩に手を掛け呼びとめるも効果はなく、ズカズカと上がり込む男性。


「申し忘れておりました。

こういう者です」


振り返りざまに、胸ポケットから引き抜いた名刺を手渡される。

「は、はぁ…?」

「安全確認、といったところでしょうか。

ご快諾いただけましたでしょうか?」




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