第3章 Gスポット
「い…いや…」
肌を隠すものなんて、とっくに奪われた。
私の力では男性ふたりには敵わず、為す術もなく、抵抗するだけ無駄だと悟った。
「いいカラダですね…そそります」
吉野さんが私を視姦する。
「俺のものってシルシ…つけたいっす」
結城くんはどこか楽しそう。
「私…好きな人としか…」
震える声が、自分がどれだけの恐怖を感じているかを暗示する。
「大丈夫ですよ…気持ち良くなれますから」
吉野さんの声は低く、優しく。
安らぎのある重低音。
「つーか防音なんでいっぱい喘いでくださいっす!」