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【R18】夜行列車は逆ハー行き

第2章 敏感な所




「あ、あの…」

私はワンピースを着て男性に話しかける。

「は、はい‼︎見てませんよ⁉︎」
「い、いえ…そうではなくて」

彼は相当焦っていたみたいで、額にじんわりと汗が滲んでいる。


「えっと…じゃあ、座ってもらっていいですか?」

平静を装いながら受け答えする彼。

ちょっぴりウブな感じがする。


「とりあえず応急処置するんで」

椅子に腰掛けた私に跪き、彼は鞄から白い粉を出した。


「塩かけるんで、もう少ししたらもみ洗いしてください」

そして男性は、それをシミの部分に当てようとした。


「あ、あの…」
「はい」



「胸元…失礼します」




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